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2025.03.31

森のギャラリー03月森林管理のひとこま

旭川銘木市に広葉樹丸太を出品しました。

日に日に厳しい寒さも和らぎ、春の陽気を感じられるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は平取山林事務所より、毎年北海道旭川市で開催される「北海道銘木市」に関する報告が届きました。

○「北海道銘木市」とは

銘木市は昭和42年から北海道で開催されており、広葉樹丸太を中心とした優良材が取引される国内最大規模の木材市として全国に知られています。
今年は7月と8月を除く年10回開催される予定で、1月と2月に行われた市には社有林材を出品しました。

○銘木市の様子

1月の市には北海道沼田町の沼田山林と平取町の沙流山林から、2月の市には沙流山林から出材した広葉樹丸太を出品しました。
今回出品した丸太の樹種はナラ、シナ、セン、カツラ、イタヤカエデ、サクラ、ニレ、クルミ、カバ類で、合計315本、材積が57㎥となりました。下の写真は1月の銘木市で展示されている丸太たちです。

○広葉樹材の価値はいかに・・・


出品した社有林材の中でも高値で落札されたのはサクラとナラの丸太で、落札単価で15万円/㎥以上の値段が付いたものもありました。
写真は、左が1月に出品したサクラ、右が2月に出品したナラの丸太で、ともに沙流山林のカラマツ皆伐区内に生立していた天然更新木の一部を収穫し、出品しました。

 

 

 
 
 

近年、海外産の輸入広葉樹材の入手難と価格高騰が進み、国産の広葉樹材に注目が集まっていますが、広葉樹資源の安定供給に関しては依然として課題を抱えています。このような状況の中、社有林においては、国産広葉樹の供給に貢献できるよう、天然林の間伐や針葉樹人工林に混交した広葉樹の育成に力を入れています。

ちなみに1月、2月の市で最も高値で落札された丸太は直径(末口)52cm、材長4.2mのマカバ(ウダイカンバ)で、その落札単価はなんと119万円/㎥!
いつの日か社有林からもこのような銘木が出品できることを夢見ながら日々社有林管理に取り組んでいます。

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