2023.02.28
森のギャラリー
今回はフクロウの巣箱づくりについてご紹介します。
木の生育上、害獣対策は重要です。植栽木の樹皮や根を食べられてしまうと、木の成長を著しく阻害されたり、時には木が枯れてしまいます。シカの被害はもちろん、野鼠(エゾヤチネズミ)の被害が深刻です。
そこで、フクロウが注目されることになりました。生態系のピラミッドが綺麗に成り立つ目的で、フクロウに山へ戻ってきてもらうために巣箱を設置しました!フクロウの食性は肉食で、ネズミを沢山捕食してくれます。
1日8匹ぐらいとのこと!
巣箱は自分たちで作りました!
制作にあたって、フクロウの研究をしている先生に設計図を作成していただき、板を購入。(購入したお店で、板の一部に穴を空けてもらいました!) 釘を打って完成!
巣箱は20個設置したエリアと、5個設置したエリアに分けて管理します。高さ4~5メートルの位置に設置完了!
フクロウは種類によって渡り鳥と留鳥に分かれます。餌の事情で渡る、留まる…それぞれのようです。雛を育てている期間は、ネズミを沢山捕るともいわれています。
今後、この取組みが獣害対策の一つとして有効な手立てとなることを願っています!
沙流山林_皆伐しました!
撮影者/平取山林事務所 安彦
占冠山林_よく見ると〇〇の爪痕があります…!
撮影者/平取山林事務所 安彦
枝幸山林_影から樹種がわかるかな?
撮影者/第一事業部 山口
三戸山林_境界を見守るヒノキの大木。
撮影者/長島山林事務所 川中
三戸山林_山々と海が近い紀伊半島の地形です。
撮影者/長島山林事務所 辰巳
三戸山林_早くも春がやってきました。
撮影者/長島山林事務所 辰巳
枝幸山林_オオワシが優雅に飛んでいました。
撮影者/第一事業部 山口
宗谷山林_枯れ木が帽子をかぶっていました。
撮影者/第一事業部 山口