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2022.02.28

森のギャラリー02月森林管理のひとこま

雪山での作業。

まだまだ寒い日が続きますが、日が長くなり少し春の訪れを感じます。
今回は雪山での作業について紹介します。

今回は秋田県にある馬場目山林へ向かいました。
当日は晴れたので雪は少し溶けましたが、まだまだ積もっています。
この日は、ある林班の間伐の完了確認に行きました。

○雪道を歩くときの必需品


暖かいときは普通の作業着、寒いときは防寒着を着用します。
気温は低くても、沢山歩くので暑くなってしまうのですね。水分補給は必須です。

雪の時期は、上から雪の塊や雪の重みで折れた枝などが降ってくる可能性があるので、ヘルメットの着用は欠かせません。
足元はスノーシューがあると歩きやすく、大活躍します!

○スノーシュー


スノーシューを履いていないと膝ぐらいまで雪に埋まってしまい、非常に歩きづらいです。

ところがあら不思議!スノーシューを履いて歩くと、くるぶしぐらいで雪がとどまっています。

雪道の歩き方にはポイントがあります。
スノーシュー同士が当たらないよう、足を肩幅程度に開き、歩幅を狭くして歩きます。軽い雪や表面が固い雪の場合にはすり足で、重く沈み込むような雪の場合には、一歩一歩上から踏みしめるように、ももを上げながら、足を垂直に上げて垂直に降ろします。着地するとき、山道は平たんではないので、体をまっすぐに保って歩くのは苦労します…。

雪道なので転ぶこともあります。
こちらは斜面を下っているときに、雪が積もっているため段差が分からずバランスを崩し、うつ伏せになって転びました。

こちらは、スキーのように下りていたところ、転がってしまいました。

この日は雪道を5㎞ほど歩きました。

雪道を歩くときに大活躍のスノーシューは、履いたら終わりではなくお手入れも大事です。
シリコンオイルを塗っておくと雪がこびりつきづらく、刃が錆びにくくなり、全体の劣化を防ぐことができます。大事にケアしながら長く活躍してもらいます。

こちらは社員お手製のスノーシュー入れです。ビニール紐で編んだそうです!売り物になりそうな仕上がりですね。

この日はあたたかな日差しが差し込み、思わず走り出したくなるような陽気でした。
春は近し。皆さん、元気を出していきましょう!

 

森からの便り - 四季折々の一期一会

初山別山林_一仕事終えてスノーモービルで帰ります。

撮影者/札幌山林事務所 田中

冬晴れの初山別山林です。

撮影者/札幌山林事務所 田中

初山別山林_冬のドローン空撮です。

撮影者/札幌山林事務所 田中

沼田山林_冬の調査風景。積雪約1.5mの上を歩いて調査しています。

撮影者/札幌山林事務所 山口

泉沢山林_スギの小班で見上げてみました。

撮影者/札幌山林事務所 山口

三戸山林_天気が良く紀伊長島方面が一望できました。

撮影者/長島山林事務所 川中

三戸山林_一本一本、曲がりや最適な長さを見極めて切ります。

撮影者/長島山林事務所 辰巳

三戸山林_丸太を採寸して既定の長さに切る「造材」の作業中。①

撮影者/長島山林事務所 辰巳

三戸山林_丸太を採寸して既定の長さに切る「造材」の作業中。②

撮影者/長島山林事務所 辰巳

三戸山林_仕上がりました。赤マークは良品です。

撮影者/長島山林事務所 辰巳

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