2022.01.31
森のギャラリー
2022年が始まりました。
各事務所では、新年を迎えると「初山の神」を執り行います。
今回は三重県 三戸山林で行われた初山の神についてご紹介します。
「山の神」とは、箱根駅伝の話ではなく山を支配する神とされ、多くの土地では女神として信仰されています。
三戸山林の山の神は、11月に本来の行事を行います。1月の初山の神は、この1年の安全祈願を意味合いとし、神社にお参りしてお神酒をお供えし、直会を行います。
神事でお供えする榊(さかき)は、山林内に自生するユズリハなどの常緑の植物を使用します。
毎年この時期は晴れの日が多く、今年も穏やかな天候の下、無事に初山の神の行事を終えることができました。
恒例の消火訓練もこの日に執り行いました。
冬は空気が乾燥し、山林火災が多くなる時期でもありますので、毎年初山の神に合わせて実施しています。
本格的な消防ホースで訓練を行っているので、しっかり押さえないと飛ばされそうになります。
今年も事故や怪我に気を付けて、安全第一に作業をしてまいります!
山の神様、今年もよろしくお願いします。
三戸山林_岩を砕いて力強く根をはっています。
撮影者/長島山林事務所 辰巳
三戸山林_道をつくって木を搬出しています。
撮影者/長島山林事務所 辰巳
泉沢山林_ドローン操作しています。
撮影者/札幌山林事務所 山口
三戸山林にもさらっと雪が降りました。
撮影者/長島山林事務所 川中
三戸山林_唇のように見えるクチベニタケです。
撮影者/長島山林事務所 辰巳
泉沢山林_木漏れ日。
撮影者/札幌山林事務所 山口