2020.10.20
森のギャラリー
秋の深まりを覚えるこの頃、冬の気配がそっと近づいてきました。
この時期には、全国で狩猟期間が始まります。猟期(りょうき)と呼ばれ、鳥獣保護管理法で原則 11月15日~翌年2月15日(北海道は10月1日~翌年1月31日)と定められています。
冬季の森林内は、木の葉が落ちて見通しが良くなり「安全面」として誤射の危険性が低くなる こと、野生動物は春に子供を産み、秋には巣立っていくため狩猟鳥獣の「保護」にも繋がります。
当社が管理をしている山林では特別な許可が無い限り、ハンターを含め一般の方が入林することはないのですが、不慮の事故がないようにこの時期ならではの「安全対策」を行っています。
安全対策① のぼり旗を掲げる
山林内の管理道を林道と間違わないように、山林の入口ゲート付近に発砲禁止や林内での作業中を示す「のぼり旗」を掲げています。
こちらの旗は当社の北海道平取(びらとり)山林事務所のスタッフが、オリジナルでデザインを制作した旗となり当社では全国の現場で使用しています。
安全対策② 作業現場では、より目立つ服装に
明るいオレンジ系のベストや反射テープ付き防護服など、現場では猟期に入ると遠くから目立つ服を全員で必ず着用するようにしています。
森林内では周囲に同化しないような服装対策や注意喚起をするのぼり旗を掲げ、日々安全な林業施業ができるよう心掛けています。
山並みからのぞく、日の出ならぬ月の出が神々しい光を放ち、水面も美しい中秋の名月です。
撮影者 / 長島山林事務所 川中
せせらぎの音とカエデの紅葉は何とも風情があります。森が彩りゆたかになる季節に近づいてきました。
撮影者 / 札幌山林事務所 田中
オヒョウニレの樹皮を鹿の被害から守るため、ネットを巻く作業を行いました。
撮影者 / 平取山林事務所 奥川
林業の腰道具には、胸高直径を測るための輪尺(りんじゃく)と言う道具が必須です(茶色の道具)
撮影者 / 札幌山林事務所 田中
エゾリスが機敏に動くには、大きなフサフサなしっぽを使ってバランスを取っています。
撮影者 / 平取山林事務所 菊池
撮影者 / 平取山林事務所 菊池
撮影者 / 長島山林事務所 川中
撮影者 / 東京山林事務所 細島
撮影者 / 平取山林事務所 菊池